部下を?ったらパワハラですか?(5)

パワハラの話も、今回で最終回です。
以前、有名な哲学者の書いた、教育改革について読んだことがあります。その人によると「個性の尊重」とか「人権教育」みたいなことは、全くのピント外れなんですね。

教育改革に必要なのは、「能力も、やる気もない教員への再就職支援」だと主張していました。「さすがに大哲学者と称賛される人は、言うことが違うな!」と、大いに感心したのを覚えています。「教員はつぶしが利かない」というのは、どこの国でも同じようです。それだけに、向いていない人がその地位にしがみつくことで、周囲に悪い影響を与えます。
パワハラの解決策として、私も全く同じことを思っています。

つい先日も、大手ファミレスでのパワハラが報道されていました。厨房での「何やってんだ!」「殺してやる」といった大声が、お客さんの耳にまで届いていた。それについての指摘を受けていながら、会社は何も対策を取らなかったという事案です。これだけ異常なパワハラをする社員でも、強力な労働法で守られています。

会社としては、なるべく触れないで済ませたいと考えていたのでしょう。でもこんなのは論外です。厳しく指導し、退職勧奨をすべきです。

そのときに、次の就職先や、今後の身の振り方まで考えて、退職しやすくすることが大切です。それでもだめなら、労働審判・裁判のリスクはあっても、解雇すべき案件です。ここまでは、多くの方が同意してくれるはずです。

私は、パワハラ社員のみではなく、パワハラを呼び寄せてしまうような問題社員にも、会社が同じような対応をすべきだと考えています。

「いじめられている被害者を追い出して問題解決している」みたいな非難を恐れて、中々対応できない会社の方が多数派でしょう。しかし、長い目で見て本人の為にもなることだと信じています。

そんな会社のサポートを、是非ともしていけたらと思うのです!